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狭山市柏原の智光山公園こども動物園は、連日の猛暑で「ひんやりおやつタイム」を設けて、果実入りの氷をプレゼントして動物たちを喜ばせています。
ニホンザルが涼しげに氷をなめたり、かじったりする姿を来園者に見てもらい、ニホンザルがどのようにして氷を食べるかを観察してもらうことが目的です。
ニホンザルは汗腺が発達してないため、人間のように汗をかいて体温を下げることができません。そこで47頭のニホンザルに氷のおやつで残暑の暑さを乗り切ってもらおうという思いやりから始められました。飼育員からリンゴ、バナナ、サツマイモ、ニンジンなどが入った氷が与えられると、サルたちは氷にかじりついたり、中に入ったエサを食べようと高いところから落としたり、水の中に入れたり思い思いのやり方で氷を食べていました。
約50人の見物客がこれを興味深げに見入っていて、「氷を地面で割って中のおやつを食べるのは頭がいいね」と感心していました。
この果実入り氷はミニブタにもプレゼントされ、動物によって食べ方が違う様子を見学者に見てもらっています。
ニュースURL>>
http://www.saitama-np.co.jp/news/2013/09/04/07.html